「点眼を忘れてしまった」 「気づいたら1日抜けていた」
緑内障の治療を続けていると、こうした経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。 緑内障の点眼は毎日続けることが何より大切ですが、 忙しい日常の中で"忘れない"のは意外と難しいものです。
この記事では、ご自宅で気軽に実践できる点眼忘れ対策をご紹介します。 どれも特別な知識や高価な道具は必要ありません。
① アラームを使う
最も手軽で、多くの方に効果がある方法です。
- スマートフォンのアラーム
- 目覚まし時計
- スマートウォッチ
毎日同じ時間に通知が来るだけで、点眼忘れは大きく減らせます。
ポイントとしては、
- アラーム名を「緑内障 点眼」など具体的にする
- 音だけでなく振動も併用する
- 朝・夜など生活リズムに合わせて設定する
などの工夫でより効果的に点眼を実践することができます。
② 生活動作とセットにする
点眼を「時間」ではなく、毎日必ず行う行動とセットにする方法です。
例えば、
- 朝の歯みがきの後
- 夜の洗顔の後
- 寝る前に電気を消す前
など、毎日ある程度決まった時間に行う動作がおすすめです。点眼を生活動作とセットにして習慣化することで、点眼のことを自然に思い出せるようになります。
主治医に相談を
緑内障点眼の種類によっては、点眼をする時間帯によって効果が異なるものがあるため、この方法は必ず主治医に相談の上で実践するようにしてください。
③ 点眼の記録を残す
「点眼したかどうか分からなくなる」というのも非常によくある悩みです。
おすすめなのは、点眼したことを"見える形"で残すことです。
- カレンダーに○をつける
- 紙に「朝・夜」のチェック欄を作る
- 手帳やノートに一言メモする
など、一目でわかる方法で記録しましょう。
④ ご家族・同居者の「ひと声」を活用する
点眼忘れ対策として、意外と効果が高いのが人の声かけです。
ご家族に点眼するタイミングを共有しておくことで、
「もう点眼した?」 「そろそろ時間じゃない?」
この一言があるだけで、点眼忘れは大きく減ります。
各ご家庭の状況は異なるので、無理が無い範囲で行うようにしてください。
特に、高齢の方や複数の点眼がある方で有効な方法です。
緑内障の点眼は原則として毎日必要になるため、続けやすい仕組みを作ることが大切です。点眼忘れを予防する方法として、本コラムが参考になれば幸いです。
医療免責事項
本サイトは、緑内障についての一般的な情報を分かりやすくお伝えすることを目的としたものです。
記載されている内容は、個々の患者さんの診断や治療方針を示すものではありません。 実際の診療においては、年齢、病型、進行速度、併存疾患などを踏まえ、主治医が総合的に判断します。
本サイトの内容をもとに治療の変更や自己判断を行わず、必ず主治医と相談のうえでご対応ください。